【24巻・25巻発売!】第24巻 コッペリア、ついに本番・・・。第25巻 潤平、泣く「ダンス・ダンス・ダンスール」

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どうもまつりです。
お久しぶりです。
遅くなってしまいましたが「ダンス・ダンス・ダンスール」第24巻そして第25巻の感想です!!
今回は2巻まとめて感想です。というのも24巻の記事の下書きはあったのですが、いつの間にか25巻に追い越されてしましました・・・。ブログを継続するって根気が必要ですね。
止まり気味ではありますが、1巻から書いている感想もまた進めたいと思います。本当は他の漫画の紹介も書きたいものがいっぱいです。少しずつではありますが、更新いたしますので見ていただけると嬉しいです。
ぜひ最後までお付き合いください。

注意事項

24巻・25巻を読んだ方向けの記事です。ネタバレしたくない方はご注意ください。
▼先に本編を見たい方はこちら

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ダンス・ダンス・ダンスール 第24巻

作者:ジョージ朝倉
出版社:小学館
掲載誌:ビックコミックスピリッツ
巻数:25巻(2023年4月現在も連載中)

▼ジョージ朝倉先生他作品
溺れるナイフ」「少年少女ロマンス」「ピースオブケイク
▼「ピースオブケイク」は紹介記事も書いています。

23巻のあらすじ

ようやく夏姫との関係が落ち着き、コッペリアの練習をしますがベアトリスとは喧嘩ばかり・・・。そこに流鶯が出る公演を観に行くことが決まりました。潤平は流鶯がワガノワでどんな成長を遂げているか不安になりつつも公演を観ます。ワガノワの煌びやかな舞台の上で一際目を引く流鶯。潤平は不安や嫉妬を通り越して、本物の流鶯を見て興奮気味にニヤけます。
舞台を終えた流鶯の視界の先には真鶴の後ろ姿。真鶴を追いかけ呼び止める「Ни пуха ни пера成功を祈る!!」
振り返り流鶯に応える真鶴だったが、流鶯残し去ってしまう・・・。

表紙

今回の表紙最高ですね。夏姫と潤平の二人。過去1テンションが上がったかもです。毎度ジョージ朝倉先生に心を鷲掴みにされています。ジョージ朝倉先生が描くイラストそのものが本当に好きだなぁと改めて思います。
物語の最終回あたりには夏姫と潤平で「ドン・キホーテ」を踊ってくれるんですかね?今からワクワクです。

24巻読んでみた

真鶴に一言「最高だった!」と言われ取り残される流鶯。真鶴と流鶯のやりとりはたったこれだけ。流鶯はどんな気持ちだったのかは計り知れません。何十年も会っていない母親に会うってどんな気持ちなんでしょうか。流鶯の中にずっと居続け苦しめています。もっと話していたら変わっていたのか、何故流鶯の公演を観に来たのか。そんな中、潤平とも再会し、ローザンヌに出る約束をします。
流鶯を救ってくれるのはやはりバレエであり、潤平なのかもしれません。

コッペリアの練習中

ワガノワの公演を鬼の形相で見ていたブランコはその顔のままコッペリアの練習を見ています。潤平への厳しい指導かと思えば、ベアトリスに対しての厳しい指摘。ついにはブランコ自らベアトリスとパ・ド・ドゥを始めます。20巻で潤平がオルガ先生と踊った時のようですね。プロと踊る。大事なことなんでしょう。その後もブランコのパワハラと言わんばかりの注意の嵐。実際にこんなに注意のされ方をしたら、精神的にきついでしょうが、もはやキレすぎててコミカルなブランコ。ブランコの指導も行き過ぎな面があったのに、いつの間にかそれが当たり前になってみんなに受け入れられているような気がします。潤平のおかげもあるかもしれませんが、このままブランコが指導者としてスクールに関わるんですかね。というかそれがないとブランコってただのニートだということに今更驚愕です。収入源はオルガに頼り切りだったのでは・・・。

潤平の進路

24巻の後半はコッペリアの本番と潤平の進路について。
バレエも就職活動があるんだなぁと改めて不思議な気持ちになりました。バレエ教室やバレエ学校に入るって団に入ることに近しいというか、そのままエスカレーター式に団に入るのかなっていう勝手なイメージでした。団に入るための活動が就職活動なんでしょうね。補足部分に団への就職活動の内容が簡単に書いてありました。オーディションのために各国を飛び回るとあり、本当にバレエってお金がかかりますね。才能だけでは生きていけそうもない世界です。
潤平は自分の将来より、流鶯と踊るということの方に興味があるんでしょう。とはいえ、自分の進路に不安を持たないのでしょうか。
なんというか、なんでもできるというこの10代にしかない無敵感が羨ましいですね。
どこへでも踊れるし、どこへでも行ける。パトロンのおかげもありますが、全て潤平が勝ち取ってきたものと思うとそれもまた才能なんでしょうね。ブランコが口走った団は、ブランコ自身「え?」と驚いていたましたが、今後の展開に出てくるのでしょうか。オルガやゲイリー、ブランコの中でも潤平の就職先は話が割れています。潤平自身の視点がなかったので実際はどうなんでしょう。生川の公演に出れるってだけでめちゃくちゃテンションが上がっている様子をみていると一周回って「生川」なんてこともあり得そうなくらいです。

コッペリアの本番

いつもの発作を起こす潤平。もう何度バレエの舞台に立っているのにも関わらず、ウジウジしています。いつまで立っても変わらない潤平でしたが、1本の電話であっという間に自信を取り戻します。
コッペリアの公演本番。
バレエ本番はどのシーンでもドキドキする瞬間ですよね。潤平がバレエの中で体感している様子が読んでいて同じ気持ちになっているような・・・。
ブランコもいつもならちょっとしたところで鬼の形相になってしまうのですが、うっとりとしたままで24巻が終わります。

何もかも順調そうな潤平。コッペリア本番で無意識に120%を出している様子はまさに無敵感が眩しいです。ほんの数コマですが潤平の舞台を見ている母親の嬉しそうな様子にほっこり。

ダンス・ダンス・ダンスール 第25巻

作者:ジョージ朝倉
出版社:小学館
掲載誌:ビックコミックスピリッツ
巻数:23巻(2022年3月現在も連載中)

アニメ化:2022年4月8日放送(放送済み)
配信サイト:ディズニープラス、Hulu、U-NEXT、dアニメストア他 ※詳細は公式サイトをご覧ください。

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アニメ ダンス・ダンス・ダンスール

表紙

メイクばっちりの海咲、大和、寿です。海咲が潤平かと思いました。メイクばっちりでも大和はわかりやすいですね。寿のように特徴的ではないのに一目でわかります。なんででしょう。大和の登場は結構意外ですよね。意外と人気のキャラクターなんでしょうか。

25巻読んでみた

ブランコの様子をオルガから聞いて星が爆ぜる潤平。このコマの胸が高鳴る描写。読んでる側もぶわっと爆ぜる星に包まれます。

ここからの展開、これだけ絶賛の中不穏な音。ドキドキが止まりませんでした。
ブランコが真っ先に潤平の元へ駆けつけます。「え?え?」と潤平と同じ気持ちになりとてもハラハラしました。
潤平が病室で夢でうなされている時、母親が横にいる感じがまだ未成年だったとこと思い出されますね。懸命に母親に心配させまいとする様子に潤平と一緒に泣いてしましました。
こんなにも頑張っている中でどんなに絶望的だったでしょうか。どんなに離れていても、どんなにバレエに夢中でも母親を思う気持ちは変わらないですね。
青年誌や少年誌ってあんまり母親像だったり母親との関係性って薄いなと思いますが、「ダンス・ダンス・ダンスール」は意外と多い気がしますね。10代の物語だからというのもあるかもしれませんが、重要な役割が多い気がします。

生川へ

帰国後、生川へ戻りすぐに綾子さんへ謝罪しに行く潤平。綾子さんが出てくる時は大体コミカルになるのがちょっとニヤけます。初めて綾子さんが出てきた時は恐怖の象徴のようなキャラクターだったのに・・・。

生川の公演中、ブランコのように鬼の形相をする潤平。楽屋へ行くのに躊躇します。そんな潤平に声をかける夏姫のセリフ。最高でしたね。二人の関係性って出会ってからは長いですが一緒にいる時間はそこまで長いわけではないのに、深い信頼が築かれているようで素敵です。恋愛っていいよねって思える一コマでした。

潤平がブランコのように嫉妬をしていましたが、潤平のレッスンを見る海咲たちも同様に嫉妬が漏れていました。みんな心にブランコがいるんですね。才能が重要なだけに差を感じるのも多いんでしょうね。みんな素直に嫉妬心むき出しで、心が純粋なんだなぁと感じます。逆にバレエをやっていない兵ちゃんはそういった感情をひた隠しにしている印象です。

 

第26巻の予想

第26巻は2023年夏頃発売予定!!

25巻最後は、ローザンヌについて岩井先生が話されていましたね。
26巻の予想としてはローザンヌに向けて練習は間違い無いかと思いますが、潤平の怪我はどうなるのでしょうか。25巻最後に次回予告が今回も描いてありました。バレエへの恐怖感。飛べなくなってしまった潤平はどう克服していくのか・・・。
流鶯もローザンヌへは出れなそうな様子だったのでこのままでは二人とも出れないかも?

潤平がブランコに言った言葉でブランコは逃げ出してしまわないか心配になります。潤平がなんとか喰らい付いて保ってきた関係性が潤平が突き放すような不満によって崩れてしまいそうに思えます。
そこまで脆くないと思いたいですが、次回予告の一コマを見るとあっという間にブランコとの関係性が元に戻ってしまうのではないかと感じてしまいます。
ローザンヌで流鶯と舞台に立つのは夢のまた夢なのでしょうか・・・。

 

短めでしたが今回はこの辺で!

まつりでした。

 

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