どうもまつりです。
本日の「読んでみた記事」です。
8月8日に発売された「傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン」。
ぜひ最後までご覧ください。
傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン 第7巻
作者:磯見仁月
出版社:新潮社
掲載誌:月刊コミックバンチ
巻数:7巻(2022年8月現在も連載中)
▼「傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン」紹介記事
▼第6巻も読んでみた記事書いています
【登場人物】
マリー・ジャンヌ・ベルタン
田舎町から「傾国の仕立て屋」になるべくヴェルサイユを目指す。
レオナール・アレクシス・オーティエ
ベルタンと共にマリーアントワネットに仕える髪結い。
マリー・アントワネット
フランス王妃。オーストリア・ハプスブルク家の第十一女。
【第6巻までのお話】
ベルタンの存在を知ったマリー・アントワネット。ヴェルサイユをに物足りなさを感じている中、国王陛下が病を患い倒れたと知らせを受ける。デュ・バリー夫人は献身的に国王陛下の看護をするものの、国王の使命を果たすためにヴェルサイユからの追放を余儀なくされた。
しばらくして、国王崩御のためついに新国王となったルイ16世。
そして、第6巻最後はついにフランス王妃「マリー・アントワネット」に謁見を果たすベルタンでした。
第7巻を読んでみて
第7巻冒頭は豪華絢爛なヴェルサイユ宮殿の中を歩くベルタン。すでにマリー・アントワネットに気にいれらているようで、ヴェルサイユの「礼儀」を違反してもベルタンとの打ち合わせをしています。
マリー・アントワネットはファッションに、ベルタンに、夢中になっていきます。
そんな王妃様ですが無邪気な少女のようで、フランス王妃になることへの不安が見え隠れしています。当時のマリー・アントワネットは18歳。ルイ16世は20歳。王家とはいえ10代20代の彼らに国を任せるというのは非常に危険であり、かなりのプレッシャーですよね。18歳なんて遊びたくてしょうがない時期です。奇抜で目新しいものにどんどん興味が湧くのも納得の年齢ですね。
ベルタンとレオナール、そして香水商のファージョンと共にマリー・アントワネットを着飾っていきます。舞踏会でのマリー・アントワネットの登場はまさに花が咲き乱れていました。
絵だとしてもすごい髪型です。重そう、そして崩れてしまわないかハラハラします。こんなにも髪の毛を装飾しているとなると、当時の方は禿げてしまわなかったんですかね?マリー・アントワネットは違いますが、その当時は入浴を嫌悪される時代でもありますし、深刻な問題になっていたのではないのでしょうか。それも髪型で誤魔化せるからそうでもないのですかね。
マリーアントワネットが奇抜な髪型をしていたのは歴史として知っていましたが、お化粧もこれだけ派手に盛りまくっていたのですね。付けボクロをしている当時の絵を見ましたがこれもまたなんとも異様な様。どんな時代も流行とは不思議なものです。その当時の感覚では最高なのかもしれませんが、時代が違えば何がいいのか全く共感できなかったり…。
そして表紙を飾るパジェル様の話。
女性が仕事で成功していくのはいつの時代も大変ですね。今後もベルタンを陰で支えてくれる人なのかと思っていました。ずいぶん早く亡くなってしまったと思いましたが、当時の平均寿命は貧困というのもあり25歳ほどだとか。貧困がすぐ生死に直結する時代と思うとパジェル様は相当だったのでしょうね。ベルタンにも頼る事なく必死で生きていたと思うとあまりに呆気なく物語からいなくなってしまったと思います。
第8巻はどんな物語が…
7巻の最後は気になる人物が登場し終わります。ついにフランス革命まであと少しというところでしょうか。ベルタンが主役とはいえ、マリー・アントワネットの人生が転落していくのだと思うとハラハラしてきますね。
さて8巻でのベルタンはどんな流行を巻き起こすのでしょう。
巻末に描いてある次回予告ではマリー・アントワネットがベルタンの新作ドレスを着ています。
「もっと豪華に!」とドレスを縫うベルタンは王妃様を思っての考えとはいえ歴史の結末を知っているとなると複雑な気持ちですね。マリー・アントワネットの放蕩さもありますが、ベルタンやレオナールがそれに拍車をかけていたのでしょう。
有名な首飾り事件はもう少し先でしょうね。
その前にマリーアントワネットとフェルセンの話が出てくることに期待です。二人の恋はどんな風に描かれるのでしょう。
第8巻の発売予定日は2023年春だそうです。
これまでの発売感覚からして2月3月あたり。春と考えると3月、4月かなと思います。
次回も楽しみです!!
今回はこの辺で!まつりでした!
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