『性別「モナリザ」の君へ。』もし、私が男だったら、私が女だったら。12歳を境に性別が変わる世界で性別がない私

漫画!
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どうもまつりです。

今回は「漫画紹介記事」です。

注意事項

ネタバレは少なめですが、ネタバレしたくない方はご注意ください。

▼先に本編を見たい方はこちら

性別「モナリザ」の君へ。

あらすじ

この世界において

ヒトは 幼少期を性別のない 身体のまま過ごす

そして12歳を迎えるころ 自分自身がどちらの性になりたいか

その天秤の ふれたほうに 次第に身体が変化していき

やがて 男か女になる

それが普通

性別「モナリザ」の君へ。1巻(作者:吉村旋 出版社:スクウェア・エニックス)より引用

この世界は12歳を境に性別が変わる世界。しかし主人公「有馬ひなせ」は18歳を迎える頃にも性別が変わらず「無性別者」として過ごしていました。

いつもと変わらない学校生活でしたが、幼馴染の「高山しおり(男)」と「加賀りつ(女)」に同じ日に告白をされます。「俺が・わたしが、ひなせを男に・女にする」と。動揺するひなせ。二人が大好きなひなせは男になるのか、女になるのか、どちらになれるのか…。

見どころ

設定の面白さ

生まれた時は「無性別」という設定で、12歳頃、つまり二次性徴がみられる思春期の頃に性別がはっきりしてくるのです。本人が望んだ性別になることも、ならないこともあるので「無性別者」のひなせはとても悩んでしまうのです。そして身体の変化、心の変化についていけず不安になってしまいます。

二次性徴の時というのがまた悩ましい時期ですね。異性を意識しだす時期なだけあって親友との距離感が変わっていく様子が切ないようなドキドキするような…。

ひなせだけではなく、ひなせに告白をした幼馴染たちもひなせの心境の変化に傷ついたり喜んだりと思春期のドキドキ感がより一層強い作品になっていると思います。

 

カラー原稿

Web掲載ということで紙版も電子書籍版も白黒原稿にポイントでカラーが入っています。フルカラーの漫画は読んだことがありますが、ワンポイントで青色が入っている書籍は初めてみました。

作品の演出として綺麗だなっと思ったのと色があるからこその表現があってとても目を惹きました。

その分重版かかりにくくなるそうですが、それでもカラーに拘って作画してくださっていると思うと嬉しいですよね。

 

 

ちょっとだけネタバレ紹介23話

気になる一話をご紹介したいと思います。

今回は『性別「モナリザ」の君へ。』第5巻23話より「まちがいさがし」

主人公と幼馴染二人の話ではない他の登場人物のエピソードではありますがとても作品の世界観らしい悩みがあって面白いです。ぜひ気になる方はご覧ください。

注意事項

ネタバレしたくない方はご注意ください。

▼先に本編を見たい方はこちら

『性別「モナリザ」の君へ。』第5巻 Paint.23「まちがいさがし」

主人公「ひなせ」の同級生「白銀あおい」くん。小さい頃から三人の姉に囲まれ妹のように扱われてきました。

そんなあおいが幼稚園の時に出会ったのが「ちあき」

戦隊モノが大好きでごっこ遊びをあおいとしだします。

ちあきは幼稚園児には珍しくすでにどちらの性別になりたいかはっきりと決まっていました。

男の方が「力が強い」「かっこいい」と。そしてあおいも一緒に男になったらずっと一緒に遊べると言いだしました。

ちあきと「ずっと一緒に遊びたい」と気持ちからあおいも男らしく成長していきました。

 

成長して背も大きくなったあおいは背が小さいちあきから僻みを言われてしまいます。

他の友達から、ちあきが他の女の子に背が小さいという理由で振られてしまったということを聞きあおいはホッとしてしまいます。

 

なぜ安堵したのか?先に友達に彼女ができたら悔しいから?

あおいの中で「ちあきに対する自分の気持ちがどういうものなのか」を感じ始め焦りを感じ始めます。

 

ちあきのことはどう思っているのか?どうなりたかったのか?何が間違っていたのか…?

チェック

▼気になるところではありますが続きはぜひ本編でご覧ください。

 

最後に

いかがだったでしょうか。

設定の時点ですでに面白さがあって興味を惹かれる内容ですよね。

もし男だったら女だったらとちょっと違った世界観が楽しくてどんどん読みたくなる作品です。

カラーが入っている分少し漫画にしては値段が高いですが1巻がお得になっていることが多いのでぜひこの機会にご覧ください。

 

 

今回はこの辺でまつりでした。

チェック

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