どうもまつりです!!
「ダンス・ダンス・ダンスール」の感想が4巻まできました!
読んでいる方はドキドキが高まってきたのではないでしょうか!!
「ダンス・ダンス・ダンスール」 第4巻
作者 ジョージ朝倉
表紙は制服でパ・ド・ドゥ。バレエと青春。内容にぴったりですね。
4巻のはじまりは、潤平と大和の対決で大和の勝利を宣言された中、流鶯が踊ろうとします。
「僕が一番だ」と言い放つ流鶯の負けず嫌いは、意地のようなものを感じます。
圧倒的な技術でみんなを沸かせます。さっきまで喧嘩腰だった大和まで、踊りの凄さにテンションが上がっていますね。
圧倒的なものって、感情や状況を全部取っ払って、ただただすごいって称賛してしまうものなんですよね。
比較するのもおこがましいのでしょう。
これをみて海咲は流鶯に対してすごさより恐怖を感じているのだと思います。
このシーン、今後自分の立場を考えたときにどうするべきかをすでに考えているように感じます。
今後の展開に出てくるのでここではあまり書きませんが、海咲が卑怯な手段で流鶯を揺さぶろうとするのは、自分の最善を常に取ろうという必死さも伺えます。彼なりに、必死に生きているのが見えてきますね。
そんな手段を取らなくても、技術があるんじゃないかとも思ってしまいますが、上には上がいるという事実を彼はしっかりと受け止めている結果なのだと思います。
流鶯の人生は、他人に容易く揺さぶられてしまうような辛いものが多いですね。彼の異質さや才能は彼の人生を物語っているようです。流鶯がいじめの対象になっていた時も、周りの子供たちが異質さを感じ取っていたからなのではないかと思います。
それとは対照的に潤平と都のシーンはこそばゆくなりますね。
これは青春だわ。都の喜んだ顔が眩しいです。
この初々しさ、中学生じゃなきゃ出せないな。こんな青春なら戻りたいですね。こんな青春ありませんでしたけど。
執務室のシーン。
14歳の潤平に真剣な話をする綾子さん。綾子さんも実は夢の実現のために必死な人なのかなと思います。海咲と同じ考え方なんじゃないかなと、必要なことのために全力を尽くしているのでしょう。それがどんな手段だとしても。
バレエを目指す人は本当にストイックな人が多いと思います。自分のやりたいことのために全てを差し出す覚悟が決まっているような。
だから夢中になって読んでしまうんでしょうね。彼らの全力が読者の求めている世界になっているのかもしれないです。
4巻後半は、潤平の迷いを感じますね、自分がどうするべきか見えているけど置かれている状況にまごついている状態です。
自分が感じている流鶯の凄さが認められていない状況への憤りが迷いを募らせているのでしょう。
流鶯への叫びは、彼のために鼓舞しているのでしょう。
ドアの向こうは、、
と、今回も続きを見なくては気になるところで物語が終わります。
ほんとに、読み返していても続きが止まらなくなってしまうので、感想どんどん書かないと追いつかないです。
展開知っているんですけどね。笑
さて気になるところで今日はこの辺で!まつりでした!!
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