どうもまつりです!
今回は漫画紹介です。
漫画アプリでちょっとずつ読んでいた漫画ですがついに我慢できなくなり一気に買ってしまった漫画です。
歴史が好きな方や、服飾が好きな方にはとても刺さる作品ではないでしょうか。
ぜひご覧ください!!
「傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン」
作者:磯見仁月
出版社:新潮社
掲載誌:月刊コミックバンチ
巻数:6巻(2022年2月現在も掲載中)
磯見仁月先生の他作品
クロノ・モノクローム(1) (少年サンデーコミックス) ナックルダウン : 1 (アクションコミックス)あらすじ
18世紀パリ、そこはフランス革命が起こる少し前。ファッションに沸くパリでお針子になるため田舎から出てきた「マリー・ジャンヌ・ベルタン」。パリの小さな店から始まり、彼女はその腕でパリのモードを牽引し成り上がり始める。フランス王妃「マリー・アントワネット」にも愛された傾国一の「仕立て屋」。奇抜で斬新なファッションを作り、ファッションの祖と言われた女の物語。
物語の見どころ
自分自身を可愛くないという主人公「マリー・ジャンヌ・ベルタン」。男性が仕事のほとんどを担っていた時代、男性に媚びることはできない彼女は、その当時、数少ない女性の仕事だった「お針子」として、傾国一を目指すのです。
お針子という仕事はつまり、裁縫をする女性。服を作る仕事です。
この物語は史実に沿って進められています。史実を読めば物語の展開は見えてきますが、詳しい方でも十分楽しめるほどの、情報量と当時の服飾の煌びやかさがあるのです。
今の時代、インターネットで調べれば情報は五万とありますが、こちらの作者磯見仁月先生の熱心な情報収集のおかげで当時の時代背景や登場人物がとても詳しく描かれているのです。注釈も多くその情報量が分かります。
そして服飾に詳しい方に協力いただいているそうで、針の持ち方ですら気を使って描かれているそうです。
描かれているドレスの豪華さが見ていて、一コマ一コマ描くのが大変そうだなぁと思ったほどです。最初に載せている画像を見ていただいて分かる通り、細やかなレースや宝石、華やかなドレス、さらにその当時の食器や小物、建物まで事細かに書き込まれているのです。女性ならどれも好きな要素ではないでしょうか。小物ひとつとっても、繊細な細工が表現されています。
それから、主人公「マリー・ジャンヌ・ベルタン」も魅力的ですね。仕事に対する熱、向上心、負けん気が読み手を魅了します。
彼女に降りかかる困難、出される難題、それをこなすためにひたすらに努力していくのです。
他のキャラクターたちも、史実に出てくる人物なだけあって個性的なキャラクターが多いです。
中でも、髪結いの「レオナール」は、ベルタンと道は違えど共に活躍してく男性です。
この出会いは偶然なのか必然だったのか・・・
二人は競うように上り詰めていきます。ライバルのような、仲間のような存在なのです。
うっすら見える二人の関係も気になるところですね。
一話を紹介!
一話をがっつり紹介します!
※ネタバレが気になる方はご注意ください。
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「傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン」 1針目 ”可愛いドレス”
1766年フランス王国地方都市アブヴィル
髪結いを仕事にしていた「マリー・ジャンヌ・ベルタン」 ※髪結いとはその名の通り理容師の意
お得意様「ララ様」の髪を結うところから始まります。
可愛らしく結われた髪。数人の女性がベルタンに髪を結ってもらおうと待っています。
町一番の髪結いで評判のベルタン。町を歩けばその仕事ぶりに嫉妬した男たちから僻みが聞こえてきます。
髪結いの師匠バルビエ先生の見舞いへゆくと幼馴染のマルセルが先に来ていました。
見舞いも早々に追い出されてしまいますが、マルセルに励まされます。
頼りにもされないとマルセルに言われてしまいますが、それでも女の子扱いしてくれるマルセルに少しだけ頬が赤くなるベルタン。
1ヶ月後、またララ様がベルタンのお店を尋ねます。
大事な報告があると、そういうと奥からマルセルが出てきました。
そう二人は結婚することにしたというのです。そしてその花嫁衣装を、ベルタンにお願いしたいと言ってきたのでした。
感情を押し殺して、ベルタンは花嫁衣装に取り掛かるのです・・・
さて、ここからどうマリーアントワネットまで届くのでしょうか。
ぜひ、本編でお楽しみくださいませ。
今回はこの辺でまつりでした!
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