【完結】「きみを死なせないための物語」第8巻 最終回 感想!

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どうもまつりです!

遂に来ました!最終回!
漫画の最終巻って気になるけど読んでしまったら終わってしまうという葛藤がありますよね。
8巻を購入した時、自動課金にしていたので0時すぎに購入のメールが届きました。その瞬間テンション爆上がりして眠れなくなりました。終わってしまう、、、と思いつつも、結局すぐ読みました。笑

最終巻を読む瞬間はいつも以上にドキドキします。

 

注意事項

8巻を読んだ方向けです。ネタバレしたくない方はご注意ください。

あくまで私個人の考察です。悪しからずご了承ください。

チェック

▼「きみを死なせないための物語」第8巻をまだ読んでいない方はこちら

▼8巻が最終巻ではありますが番外編も9巻として発売されています!まだ読んでいない方はこちら

 

▼前回の感想はこちら

 

 

「きみを死なせないための物語」 第8巻

 作者 吟鳥子/作画協力 中澤泉汰

表紙はジジとアラタ。その後ろに眩しい光と・・・
読み終えた時に改めて表紙を見ると気付く点がたくさんありますね。
緑に囲まれたジジが愛おしいです。

ルイの想い

暗い部屋の中、ぼーっと一点を見つめるルイ。それを心配するシーザー。
二人の関係はいつも絡まり合っていてうまくいかないですね。ルイが懸命に想いを伝えるも、どこか何かを言えずにいます。素直になったところでシーザーの気持ちが揺るがないということに気づいているのかもしれません。
ルイはシーザーのことを愛していたのでしょうか。分かっていてもルイはそれを認めたくないようも思えます。
土壇場になってもがく様子は、ルイを救おうとしていたシーザーのように必死です。どんな手を使ってでもシーザーに死んでほしくなかったのでしょう。

「ポストマン」と会っているときの切ない会話が好きです。
ルイが「接続不良(ディスコネクト)」と口にするシーン。自分の気持ちの整理がつかず、吐き出すような言葉は自分自身に聞かせているようで苦しさが滲んでいます。
ルイはシーザーのために「ポストマン」に会いに行ったと思いますが、ただいつものように話を聞いて欲しかったというのもあるかもしれません。

 

アラタの願望

アラタがジジにどうしたいかを話すとき、アラタの思考はとてもクリアで合理的です。あくまで、ジジの希望を汲みたいということだと思います。冷静に話すアラタに、ジジの思いが胸を打ちます。
アラタはそのクリアな思考が邪魔になって、自分の願望を選ぶことができなかったと思います。それが渇望していたことだったとしても、感情に任せて選ぶということがどうしてもできなかったのでしょう。

真実の後、アラタがその後を迷います。

京都コクーンへ顔を出したアラタは数式の会話に気づくのです。
このシーン頭のいい人なら最初から気づいたんですかね?
数式での会話、何か法則があるのでしょうか。
ちょっと調べてみましたが、私の数学レベルではどうにも、、、
以前、「シルヴァー・バーミューダ」の意味を教えてくださった宇宙システム研究所の方が、数式について宇宙考証の解説を書かれていたので数式の意味が気になる方はこちらのサイトをご覧ください。

「きみを死なせないための物語」宇宙考証の解説 epi.32

読んでみましたが、もっと博識な方ならより楽しめたかと思うとちょっと羨ましいですね。私は完全に理解しきれたかと言われると・・・
まだ最終巻の解説はありませんが、アラタが気づいた数式の内容が気になるところです。

祇園さんの数式の意味、京都コクーンの人々はすでに真実に近いものに気づいていたのでしょうか。命を追われたからこそ気づいたものがあったのでしょう。逆に京都コクーンではないと、なし得なかったのかもしれません。

真実を知り、自分が何をするべきが分かったアラタ。
最後の選択はジジを「きみを死なせない物語」になったのでしょうか。

 

 

 

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ジジの結末

久しぶりにダフネーのプールにつかるジジ。
どこか影のあった表情でしたが、プールに浸かったジジは穏やかで安心したような表情です。
アジアの話はジジには少し難しいんじゃないかなと感じましたが、ジジはちゃんと理解していて、いつの間にかちゃんと成長しているのだなぁと思います。

ジジの本音は最後まで隠しているようでした。自分のためにみんなが必死になってくれることが苦しそうで、見ていていたたまれなかったです。ジジの幸せが何なのかが、ジジ自身の気持ちとは離れているところにあって、勝手に進んでいくことに言葉にすることもできなかったと思います。

ジジの迎える結末は、正直意外なところでした。どう「きみを死なせないための物語」にするのだろうかと・・・

 

最終巻まで読んでみて

読み進めるていくごとに、登場人物のそれぞれの苦悩や悲しみが伝わってくる物語でした。
辛いシーンも多いせいか読んでいて泣きそうになります。
社会契約に縛られ、当たり前のように命を差別され、自由に生きることもできない。
この世界観だからこそ悲劇的なのかもしれない、けれど、現実にあり得ない話でもないのかなとも思いました。
社会がより合理的になったとき、こんな社会ができるかもしれない。
何百年、何千年、何万年過ぎても、愛憎と差別そして生きる価値に翻弄されているような気がします。

どんなに時が経ってもきみを死なせないための物語であって欲しいものですね。

 

物語を読んでいてい、まだいろんな謎が隠されていると思います。
番外編で全てわかるのかもしれませんね。期待しつつも終わってしまったことがとても寂しく感じます。
好きな漫画はいつまでもいつまでも続いて欲しいと思ってしまいます。

それから前回「ポストマン」について次回と書きましたが、番外編で書くかもです。
また、番外編が出たら感想を書こうと思います!

最終巻、全てを書いてしまうのもなんだかなという思いもあり、短くではありますが感想書いてみました。
感情を言葉にするのは難しいですね。ルイの気持ちがわかります。
どうやったら伝わるのかとか、自分の気持ちをわかって欲しいとか思うところは色々です。

今回はこの辺で!まつりでした!!

 

 

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